箱根のあじさい電車に乗りたい!見頃の時期やおすすめのお土産は?

               

梅雨の風景を可憐に彩るあじさい。温泉地として有名な箱根は、そんなあじさいの名所としても有名です。

中でも人気が高いのが、箱根の山の中を走る「あじさい電車」。雨の日でも車中からたくさんのあじさいを鑑賞できることから、6月中旬から7月下旬にかけて多くの観光客が乗車します。

そこで今回は箱根のあじさい電車の見頃の時期や、おすすめのお土産などについてご紹介します。


箱根のあじさい電車ってどんな電車?

「あじさい電車」とは、箱根の山の中を走る箱根登山電車のこと。梅雨の時期になると線路沿いのあじさいが満開に咲き誇ることから、あじさい電車という愛称で親しまれています。

線路沿いのあじさいは自生したものではなく、1973年ごろに鉄道職員の方の手によって植え始められたもの。植栽開始から約10年でその数は約1万株に達し、この頃からあじさい電車という呼び名が定着したのだそうです。


あじさい電車の鑑賞スポットと見頃の時期は?

あじさい電車の線路沿いのいたるところに咲き誇るあじさいですが、特に鑑賞スポットとして人気なのが箱根湯本駅・大平台駅・宮ノ下駅・彫刻の森駅・強羅駅の近辺。車窓の間近に迫る色とりどりのあじさいを見ることができます。

見頃の時期は駅の標高によって異なります。各鑑賞スポットの見頃は以下の通りです。

・箱根湯本駅付近     6月中旬から6月下旬
・大平台駅・宮ノ下駅付近 6月下旬から7月上旬
・彫刻の森駅・強羅駅付近 6月下旬から7月中旬

また、強羅駅から乗車できる箱根登山ケーブルカー沿いでも、多くのあじさいを見ることができます。

ケーブルカー沿線のあじさいが見頃を迎えるのは、7月上旬から7月下旬と少し遅めの時期。あじさい電車沿いのあじさいがピークを終えてから訪れた際は、ケーブルカーに乗ってみるとまだ満開のあじさいが楽しめるかもしれませんね。


ライトアップされたあじさいを堪能できる「夜のあじさい号」も

美しいあじさいを心ゆくまで鑑賞できるあじさい電車。夕闇が訪れた後は線路沿いのあじさいがライトアップされ、昼とはまた違った顔を見ることができます。

通常の電車からもライトアップされたあじさいを見ることができますが、ゆっくり鑑賞したい方には「夜のあじさい号」への乗車をおすすめします。

「夜のあじさい号」はライトアップされたあじさいをじっくり楽しむことができる、本数限定の特別列車。運転区間は箱根湯本駅から強羅駅までで途中下車することはできませんが、ライトアップ箇所では徐行運転になるほか、宮ノ下駅か塔ノ沢駅で下車してゆっくり記念撮影できる時間が設定されています。

2018年度の運行期間は6月16日(土)から7月4日(水)までの予定です。

全席予約指定制のため、「夜のあじさい号」は予約をしないと乗ることができません。ピークの時期の予約はすぐに埋まってしまうので、「夜のあじさい号」に乗ってみたい方はぜひお早めにチェックしてくださいね。


箱根あじさい電車のおすすめのお土産

箱根は温泉地として有名ですよね。食べ物のお土産なら、温泉まんじゅうがおすすめ。パッケージにあじさいが描かれたおまんじゅうなどもあり、あじさいが見頃を迎える時期の人気商品となっています。

神奈川県内の郵便局でご購入いただける『箱根登山電車』のご当地フォルムカードにも、満開のあじさいの姿がデザインされています。

箱根登山電車が停車し、あじさい鑑賞ができる駅のうち、箱根湯本駅や強羅駅などの近くに郵便局があります。土日は営業していませんが、平日にあじさい電車に乗った際にはぜひお立ち寄りください。

『箱根登山電車』のご当地フォルムカードの詳細はこちらから
https://www.postacollect.com/gotochi/area14/#kanagawa_06


おわりに

今回は箱根のあじさい電車や、おすすめのお土産についてご紹介しました。

箱根のあじさいが見頃を迎える時期は場所によって多少異なりますが、ピークは6月下旬から7月中旬ごろです。あじさい電車から箱根のあじさいを楽しんだ思い出に、あじさいが描かれたお菓子やご当地フォルムカードをお土産にしてはいかがでしょうか。